アートサイト八郷2010 「しなやかな竹の空間」
2010年2月6日(土)~14日(日)にかけて茨城県石岡市で開催されるアートイベント「アートサイト八郷2010 竹の空間」の公式ブログ
雪景色
こんばんは。
とうとうアートサイトも最終日を残すのみになりました。
八郷に滞在中のハセです。
今夜は私とアーサー、ゆりの3人が泊まりです
明日の午後にははっさんとおだっちが来て、実行委員5人が八郷に集結します。
今朝の八郷は粉雪が舞う少し肌寒いお天気でした。
夕暮れになって雪が本格的に振り出し、今は数センチですが、雪が積もっています
明日、地面がぬかるんでいると思われます
私たち実行委員はこちらに滞在中、地元の実行委員の木崎さん宅の小屋をお借りしているのですが、木崎さんの本宅は茅葺屋根の立派なお家なのです
築150年というから驚き。
今日、アートサイト終了後に木崎さんにむかしの八郷地区の地図を見せていただきました。
アートサイト開催地である上青柳の地図です。
和紙に墨書きなので虫喰いが激しかったですが、ちょっと古めかしい感じが私好みでした
アートサイト八郷のプロジェクトは、この木崎さん宅を訪れたことに始まります。
武蔵野美術大学の先輩が茅葺職人を目指し、ここのお宅でその修業をしていたのです。
昨年8月、長尾スタジオ(ゼミ)皆でその修業中の先輩のもとを訪れ、茅葺家屋を見学するという話があり、それを聞きつけた私は建築学科の4年生に同行させてもらい、この地を訪れました。
その際、青々とした稲穂と広い棚田に目を奪われ、長尾スタジオでのアートサイト計画が構想されました。
そして冬。
8月に4年生に同行した1年生3人(私、おだっち、はっさん)を含めた数名に、アートサイトを実際に行うので是非、実行委員を引き受けてほしいとの相談がありました。
そして話を伺った翌日にはアートサイト八郷2010学生実行委員会「八郷探検隊」は誕生していました。
‥そして、実は私(ハセ)がそのリーダー(学生実行委員 実行委員長)だったりします。
不思議な因果に導かれ、私は今ここ、八郷の地にいます。
大学は、自分からぐいぐい行ってなんぼの世界だと実感しました。
学ぼうとすれば、やろうと思えば何でも学べ、吸収することができます。
今回のアートサイト八郷への参加はその顕著な例です。
最後の最後をいい形で締めくくれるよう、踏ん張りたいと思います。
週末を前に
アートサイトも残すところ後2日ということで、佳境に入ってきました。
大学で作品を展示するのと、現地で設置するのとではかなりの差があり
アートサイト準備期間、開催初日はそのギャップの差に翻弄されていました。
言ってしまえばこちら(八郷)に来るまではいろいろと嘗めていた点があったのです。
トップ3を順に追ってみると
3.新聞のチカラ
まさか1日の来場者数が220人を超えるとは‥
2.筑波颪(つくばおろし)
まさか作品を設置した日の夕方に8割強の作品が倒壊するとは‥
1.地元パワー
まさかこんなにも地元の実行委員の方々のお力をお借りすることになろうとは‥
すべて学生実行委員の手だけでやろうとしていた私たちのあまりの無謀さ。
倒壊した作品の修復、茨城での滞在生活、地元への口コミ‥‥
技術面・金銭面・移動手段の面での協力など、その大きさは計り知れない。
アートサイト八郷で高評価を得ている卒制(視転)、水車(flutter wheel)の制作・設置は地元の方の協力なくしては出来なかったし
実行委員の方が小屋を新築して尚且つその中に暖房器具一式を完備してくださっていたからこそ、私たちはここに滞在できているわけだし
卒制でここに滞在していた先輩方と違い、車どころか免許すら持っていない私たちの入用なものを調達に行ってくださったりと、本当にいろんな面で協力をいただいている。
予想以上のお客さんの入りで、パンフレットが足りなくなったときの増刷など、何度車を走らせてもらったことかわからない。(このあたりは近くにコンビニがないのです)
言葉で言うには余りあるほどのもの。
この感謝の気持ちは、アートサイトの盛況と成功で返すべきだろう。
あと2日、楽しみつつも精進するのみです。
残すはあと2日。
こんばんは。
八郷に滞在中のハセです。
アートサイトも残すところ後2日。
八郷での滞在生活も8日目になりました。
私は後2泊3日、こちらに滞在します。
今日は昨夜の降雪を受けて、地面のぬかるみが一段と激しくなっていました

明け方は雪の状態だったものの、お昼前には溶けて棚田のあちこちに水たまりを作っていました。
しかしこの水たまりが、作品のいいアクセントになっている場合もあります

作品番号⑦青海波(せいがいは)
青海波とは、舞楽の衣装などに用いられる模様のことです。
青海波
千代紙の柄にも用いられます。
この模様を半割の竹を積み重ねることで表現したのがこの作品です。
東京新聞さんはこの作品の写真を掲載してくださいました。
(他紙では朝日新聞さん、読売新聞さん、毎日新聞さん、茨城新聞さんは卒業制作「視転」を、常陽リビングさんは⑲flutter wheelの写真を掲載してくださいました)
アートサイトはカメラを趣味や生業にしていらっしゃる方々も撮影にみえているのですが、今日はこの作品が人気でした


今日のような日は来場者数こそ少ないものの、お客さん一人一人と企画や作品についてじっくり話せるのでこれはこれで良いものです。
来場者の方々とのキョリ
こんばんは。
八郷に滞在中のハセです。
今日は祝日でしたが生憎の曇り空。
それでもなんと来場者数は220人超
本当にありがとうございます。
午後からは霧雨が降り、少し肌寒い天気になりました。
アートサイトの会場は農閑期の棚田ということで、雨が降るとぬかるんでしまいます。
しかし作品はどれも「近付いて見てほしい」「触ったり、中に座ってみたりしてほしい」というものばかり。
考えた末、地元の実行委員の木崎さんから藁を分けていただき、作品の足元に敷くことにしました。
作品番号②見上げるスキマ
⑧trisail
⑲flutter wheel には藁が敷いてあります。
他の作品で「もっと近づいて見たいけれど足元がぬかるんでいて近づけない」というものがありましたら、お近くの実行委員までお声をおかけください。
また、アートサイトの企画概要や作品の説明を詳しく聞きたい等ありましたら、そちらも気兼ねなく実行委員までどうぞ。
実行委員はこの腕章を左腕につけています。
明日はハセとはっさん、午後からアーサーが加わって3人で皆様のご来場をお待ちしております。
私はアートサイトの会場内を巡回していますので、何かありましたら呼び止めてください。
明日の天気もあまり芳しくないようです。
アートサイトへお越しの際は足元にお気をつけてお越しください。
霧雨
こんばんは。
八郷に滞在中のハセです。
ブログには久しぶりの登場です

お気づきの方も多いと思いますが、アートサイト会期中は実行委員のメンバー全員が交代してブログを更新していきます

基本的にはその日、アートサイト開催地に泊まり込んでいるメンバーが記事を書くというスタンスでやっていきます。
(私はweb担当なのでことあるごとに更新するので頻度が高めです

尚且つ私はアートサイト終了日まで続けて滞在するので、ほぼ毎日のように記事を投稿すると思います。
今後ともどうぞよろしくお願いします

1つ前の記事でアーサーも言っていましたが、今日はアートサイトをひらくには生憎の天気。
しかしこれはこれで、味わい深い景色をうみだしてくれるいいスパイスになっていました。
里山(台地)の上から見た風景。
立ち込めてくる霧に包まれていると、まるで雲の中にいるような気分になります。
写真の手前に写っているのは竹のベンチです。
来場者の方のご要望にお応えして、里山の上にベンチを制作・設置しました。
ここに座ると、アートサイトの会場の棚田が一望できます。
今日の雨で少し汚れてしまったのですが、明日の朝のうちに綺麗に拭いておきますので安心して座ってください

(作品番号⑯バンブーカプセルホテルの横に設置してありますベンチもお使いください)
明日は建国記念の日(祝日)ということでたくさんのお客さんに来ていただけることを期待しています。
今日の雨で足元がぬかるんでいる場所もあるかと思いますので、お気をつけてお越しください。
皆さんのお越しをお待ちしております

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